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ブランデーのご紹介
香りや芳醇な味わいが楽しめるブランデー。しかし、ウイスキーやワインとの違いや銘柄についてはよく分からない方も多いはず。ブランデーの誕生から、種類、人気の銘柄、さらには高く売るコツまで解説していきます。ブランデーが好きな方も、そうではない方も、これを読めばブランデーの基本が分かるよう解説致します。
ブランデーとは
ブランデーの誕生
ブランデーには2回の誕生があるとされています。一番初めにブランデーを作ったのはスペイン人のアルノー・ド・ビルヌーブ氏です。彼は錬金術師であり、医者という面も持った方でした。ビルヌーブ氏は13世紀ごろ、ワインを蒸留することで気付け薬として利用しており、これが当時は「いのちの水」と呼ばれていたのです。しかし、ワインにも薬としての効能があると認識されていたため、ブランデーはあまり広まりませんでした。
16世紀に入り、ヨーロッパでは大寒波と宗教戦争が起こります。この2つの出来事がワインの品質を落とすきっかけになり、長時間の輸送に耐えられなくなってしまうのです。当時、オランダへワインを輸送していましたが、当然ながら品質が劣化。そこで、“ワインを焼く”という発想にいきつき、ブランデーは再び誕生したのです。ちなみに、ブランデーという名前はフランス語で「ヴァン=ブリュレ」。ワインを焼いたものという意味があります。
ブランデーの原料と作り方
ブランデーは「ワインを焼いた」という意味があると述べましたが、ブランデーとワインの違いはこの「焼く」という工程にあります。それが醸造酒と蒸留酒という言葉に繋がっていくのです。- ブランデー:
- 蒸留酒
- ワイン:
- 醸造酒
ワインは醸造酒で、ブドウに含まれる糖分に酵母を加え、発酵することでアルコールに変化させています。一方、ブランデーは醸造酒であるワインを蒸留させて作られます。同じブドウを原料としていても「蒸留」という過程から違いが出てきていたのです。
では、ブランデーとウイスキーでは何が違うのでしょうか。それは原料です。ワインとブランデーはブドウを原料としていますが、ウイスキーは大麦。作り方はブランデーと同じ蒸留酒です。ブドウを原料としたブランデーが誕生した後、果実以外でもお酒が作れないかという発想になり、ウイスキーは生まれました。
ブランデーの種類
ブランデーにはさまざまな種類があります。有名なのはコニャックやアルマニャック。それぞれどのように違うのかまとめました。飲む時の参考にしてみてくださいね。
名称 | コニャック | アルマニャック | カルヴァドス | グラッパ | マール |
---|---|---|---|---|---|
発祥国 | フランス | フランス | フランス | イタリア | フランス |
原料 | ぶどう | ぶどう | りんご | ぶどうの搾りかす | ぶどうの搾りかす |
製造方法 | 単式蒸留機を使用。2回の蒸留で仕上げる。 | 伝統的な半連続式蒸溜機を使用。1回の蒸留で仕上げる。 | りんごの発泡酒であるシードルを蒸留。単式・半連続式のどちらもある。 | 単式蒸留機を使用。2回の蒸留で仕上げる。 | 連続蒸留機を使用。 |
特徴 | ・高級 ・香り高い |
・野性味がある | ・芳醇で香り高い ・りんごの風味を感じる |
・搾りかすの香味で、クセが強い | ・グラッパのフランス版 ・独特な香り |
保管方法
ブランデーを保管するポイントは3つあります。正しく保存すれば、品質の劣化を防ぐことができますよ。
- 冷暗所
- においを避ける
- 立てて保存する
冷蔵庫などの温度の低い場所や湿気の多い場所ではなく、日のあたらない涼しいところでの常温保存が望ましいです。その際、防虫剤や匂いの強い食べ物の近くには置かないようにしましょう。匂いがうつってしまう可能性があります。また、瓶は立てて保存するのがポイントです。寝かせると、コルクと瓶の間に隙間ができ、お酒が漏れる恐れや蒸発する恐れがあります。
人気の銘柄
ここからは知っておけば間違いない人気の銘柄をご紹介します。
どれも一度は飲んでみたいものばかりです。
人気No1レミーマルタン「ルイ13世」
「ルイ13世」についてお話する前に、レミーマルタンとはどういったお酒なのか説明します。レミーマルタンとは、グランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュという2つの土地から取れるぶどうを使って作るコニャックです。この2箇所は最上級と言われていることから、レミーマルタンは高級なコニャックと言えます。
レミーマルタンの「ルイ13世」は、1874年に作られたコニャック。その名の通り、フランスの最高級のお酒の証として、地位の高いルイ13世の名前がつけられたのです。
最大1200種類もの原酒から作られるため、複雑な香りが特徴です。熟成される樽は、樹齢100年以上のオーク樽。これを使って50年~100年寝かせるという、なんとも長い年月がかけられています。
レミーマルタン ルイ13世にもさらに種類があるので人気なものをご紹介します。
ブラックパール
グラスで有名なバカラ社のクリスタルボトルに入れられていて、生産されたのはわずか、786本だけというとても希少な1本です。ボトルの美しさが黒真珠に似ていることからブラックパールと名づけられたと言われています。
ベリーオールド
100年以上熟成させた古酒です。八角形や、クリア、四角形などさまざまなボックスに入れられて販売されています。八角形が一番多い形です。
レアカスク42.6
レア=希少、カスク=樽という名の通り、奇跡に近いような条件が揃って生まれる1本です。熟成されている途中、テイスティングがされますが、その時に、複雑な味をする樽があり、飲み頃を見極めることで完成していくのです。
ヘネシーについて
ヘネシーは1765年にリシャール・ヘネシーにより創業され、250年以上コニャックを作り続けてきた長い歴史があります。ヘネシーのこだわりはブドウにあります。使う品種は「ユニブラン」で味はフルーティー。このブドウを第一級の畑の、グランド・シャンパーニュ、プティット・シャンパーニュ、ボルドリ、ファン・ボアという4つの地区で栽培したものを使っています。熟成させる樽は、樹齢100年以上のフランスオーク樽。これを世界最大の30万樽を保有し、その中から相性の良いブレンディングを見つけていくのです。ヘネシーがどれもこだわりをもって作られた究極のブランデーということがよく分かります。
ヘネシーの特徴の一つとして、品質が挙げられます。高品質なだけではなくブランデーのランク付けを始めたのもヘネシーでした。
- VS/スリースター・・・
- 樽での熟成3年以上
- VSOP・・・
- 樽での熟成5年以上
- ナポレオン・・・
- 樽での熟成6年以上
- XO・・・
- 樽での熟成10年以上
現在では、こういったランク付けは当然となっています。しかし、それはヘネシーが登場してからのことだったのですね。
ヘネシーにもランクがあるように、さまざまな種類があります。
ヘネシーVSOP
グランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュのブドウで作られています。辛口な味わいで、初めてブランデーやヘネシーを飲む方におすすめです。甘すぎず、澄んだ質感が感じられます。
ヘネシーXO
VSOPの辛口さとは違い、まろやかさが感じられます。芳醇さや甘さを好むならXOがおすすめです。ヘネシーの歴史の中でもベースとなっている1本です。
リシャール・ヘネシー
創業者の名前であるリシャール・ヘネシーは、ヘネシーの中でも最高級の品質です。100種類以上の古酒がブレンドされており、風味や香りも格が違います。ボトルは、バカラ製のクリスタルガラス。見た目も美しい1本です。
お客様の声
- 千葉県・50歳代女性の方
- 先日身内に不幸があり、遺品の整理をしていました。30本近くのお酒の瓶が出てきました。ウイスキーにブランデーなどだと思い『買取センター.com』さんへ電話致しました。すぐに出張買取に来てくれて買取をしてくれました。約10万円になり、助かりました。電話していなかったら捨ててしまったか、身内にあげてしまったと思います。本当にありがとうございました。
- 愛知県・60歳代女性の方
- 主人が昔、友人からもらったお酒がサイドボードの中にたくさん入っておりました。体調を崩してお酒はもう飲まないので処分しようかと思っていた時、ホームページを見ました。古かったし大した金額にならないかと思ったら予想以上の金額になり、びっくりです。また出てきたらお願いしたいです。
- 埼玉県・40歳代男性
- 先日、イベントを行いました。お酒も大量に用意していたのですがあまり飲まれる方がおらず在庫となってしまいました。返品もできないので困っていましたがそういったお酒も買取してくれ助かりました。またこういった機会があればお願いしたいです。
- 東京・物流倉庫経営
- 決算が迫っており倉庫の契約も迫っておりました。2000本のお酒を3日以内に処分しないといけない状況で電話したらすぐに駆け付けてくれました。非常に助かりました。
良くある質問
- Q.いつに買ったか分かりません。
- A.ブランデーは記載の通り、賞味期限が基本的にはありません。お持ちのブランデーがありましたら無料査定が出来ますのでお問合せ下さい。
- Q.遺品で非常に多くのブランデーがあります。発送以外の方法はありませんか?
- A.当方では、出張買取もしております。関東近郊でしたらお伺いさせて頂き買取を致します。まずは御電話頂けると幸いです。
- Q.高級なブランデーなんだけど発送で割れたりはしませんか?
- A.私どもは宅配便で一番安心のゆうパックを利用しております。30万円の保険が掛けられ、問題が起きても初めの見積額はお支払い出来ます。またセキュリティー便(50万円)や、書留(数百万円まで対応)での対応も致します。
- Q.栓は閉まっていますが、中身が減っています。大丈夫ですか?
- A.当方ではそのような状態のお酒でも買取が可能です。多少の減額の対象ではありますが対応致します。
ブランデーを高く売るポイント
「ブランデーが家から見つかった」「売りに出したいけれどどうしておけばいいのか分からない」。そんな方に、ブランデーを少しでも高く売るポイントをお伝えします。そのポイントは4つあります。
保存状態を整えておく
ワインなど、品質が劣化しやすいお酒に比べ、ブランデーは常温保存で品質が劣化しにくい特徴があります。とはいえ食料品です。ブランデーの近くに匂いの強いものを置かない、冷蔵庫や湿気の多い場所に移さない、立てておくといった品質を保つ保存の仕方をしておきましょう。
ブランド品を出す
ヘネシーやレミーマルタンなどのブランド品は高く値がつく可能性があります。しかし、自分がブランデー好きではない場合、ブランドのことは良く分からないですよね。それであれば、無料で査定に出してしまえば、値段も分かりますし、売るかどうするかの見極めにもなります。
見た目をキレイにする
ボトルはきれいにしておきましょう。埃や汚れはキレイにふき取り、少しでも状態を良くしておくことが大切です。しかし、その際にラベルが欠けないよう注意しましょう。
付属品をそろえる
ブランデーが入っていた箱や袋は捨てないでください。これらの付属品がセットになっていることで、価値が上がる可能性があります。
ブランデーは100年物でも買い取ってもらうことのできるお酒です。「家の掃除をしていたら、祖父が残したブランデーが出てきた」、「飲めないブランデーをもらってしまった」といったことがあればぜひ買取に出してみましょう。まずは無料の査定をお願いして、どのぐらいの金額になるか調べてみましょう。