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ウイスキーのご紹介

家で保管したままになることの多いウイスキー。掃除をしていると戸棚からいつ買ったのか分からないウイスキーが出てくることもありますよね。普段飲まない方は見つけたウイスキーに「この銘柄、有名なのかな?」と疑問に思うことも。この記事ではウイスキーの歴史や銘柄、そしてどうやったら高く売れるのかまで解説します。ウイスキーのことを知りたい方、どうやったら売れるのか知りたい方、必見です。

ウイスキーとは

ウイスキーの誕生

ウイスキーの明確な誕生は実際のところ分かっていません。しかし、一番古い文献は、1494年のスコットランド王室の出納記録だと言われています。記録に残っているものでも520年以上前のことなのですね。当時、ウイスキーは薬酒として修道院で作られるか、家庭で自家用に少量で作られているぐらいでした。まだ世の中には普及していなかったのですね。そこから、大麦をお金にしようと考えた農家でウイスキーがどんどん作られるようになります。

ウイスキーは歴史の中で大きく変化したことがあります。それは無色透明から琥珀色になったことです。今のウイスキーはどれを見ても綺麗な琥珀色をしていますよね。この琥珀色になったのはここ200年~300年前のことでした。このことにはウイスキーの課税が大きく影響しています。1707年以降、内乱によりスコットランドがイングランドに併合。イングランドはウイスキーがお金になると考えます。それに伴いウイスキーの課税が増してしまったのです。重い税金がかかってしまっては今まで通り作れない人々も出てきます。課税に反発した人々が山奥で樽に蒸留したウイスキーを入れて密造をする結果へと繋がりました。琥珀色に変化したのは、この樽での蒸留がきっかけでした。現在も着色料等を付けるわけではなく、この樽で大麦を蒸留することで琥珀色になっているのです。

ウイスキーの原料と作り方

ウイスキーとはどんなお酒のことを指すのでしょうか。
その条件は次の3つを満たしているものです。
① 原料は穀物
② 糖化、発酵、蒸留の工程を経ていること
③ 木樽で熟成していること

① 原料は穀物

まずは原料から詳しく見ていきましょう。
穀物と言っても、具体的なものは思い浮かびにくいですよね。
ウイスキーは主に次の穀物を原料としています。

  • モルト(大麦麦芽)
  • ライ麦
  • トウモロコシ
  • 小麦

ウイスキーは大きく分けて3種類に分類されます。
それはモルトウイスキー、グレーンウイスキー、ブレンデッドウイスキーの3つです。
これらは原料・作り方によって違いがあるのですが、具体的に見ていきましょう。

② 糖化、発酵、蒸留、熟成の工程を経ていること

[糖化→発酵→蒸留→熟成]
この工程を経ることでウイスキーになります。
例えば、ビールも同じ大麦麦芽が原料ですが、ビールは[糖化→発酵]で終了です。
穀物が原料の芋焼酎や麦焼酎は、[糖化→発酵→1回の蒸留]まで。
一方、ウイスキーでは2回蒸留をおこない、さらに熟成をさせることで完成します。

どれも糖化→発酵までではアルコール度数も変わりません。
そこから蒸留をおこなうことでアルコールをこしとって、度数も60%以上に高くなります。

ウイスキーの種類

スコッチウイスキー、モルトウイスキー、ブレンデッドウイスキーなど、○○ウイスキーと呼ばれるものが多く、区別がつかないですよね。ウイスキーには、
① 原料・作り方別の3種類
② 国別で分けた有名な5種類
があります。

まずは、原料・作り方別の3種類を見ていきます。
初めにモルトウイスキーとグレーンウイスキーの違いについてです。

モルトウイスキー グレーンウイスキー
原料 モルト(大麦麦芽) モルト以外の穀物
(とうもろこしやライ麦など)
蒸留方式 単式蒸留器
→原料の風味がしっかり残る
連続式蒸留器
→原料の風味は残りにくい
特徴 風味が強い あっさり

モルトウイスキーとグレーンウイスキーは、ウイスキーの作り方である[糖化→発酵→蒸留→熟成]の蒸留の工程、そして原料に違いがありました。
グレーンウイスキーはあっさりとしたものが多いため、グレーンウイスキーとモルトウイスキーを混ぜ合わせたブレンデッドウイスキーとして飲まれることが多くあります。つまり、ウイスキーには大麦麦芽で作ったモルトウイスキー、モルト以外の穀物で作ったグレーンウイスキー、2種類を合わせたブレンデッドウイスキーの3種類あります。

続いては国別で分けた有名な5種類をご紹介します。
「世界5大ウイスキー」と言われるものを一覧にしました。

アイリッシュ スコッチ アメリカン ジャパニーズ カナディアン
アイルランド スコットランド アメリカ 日本 カナダ
原料 モルト
とうもろこし
ライ麦
オート麦
モルト
ピーテッド
麦芽
トウモロコシ
モルト
ライ麦
トウモロコシ
モルト
ピーテッド
麦芽
とうもろこし
モルト
とうもろこし
ライ麦
風味 軽やか
まろやか
スモーキー 甘く香ばしい 繊細
スモーキーさは抑えめ
ライト
クセがない
特徴 単式蒸留器で3回蒸留するため雑味が少ない 国内に100個以上蒸留所があり、地域別に特色が分かれている ケンタッキー州がメインのバーボンが有名 スコッチウイスキーに近い ウイスキー初心者にもおすすめ

それぞれの国で風味も大きく違っています。注目したいのはスコッチウイスキーとジャパニーズウイスキーの原料であるピーテッド麦芽。
これはモルトを乾燥させる際に、泥炭を炊いてモルトの発芽を止める製法で作られる麦芽のことです。スコットランドでは、ピーテッド麦芽によってスモーキーな風味が強く現れていますが、日本では日本人に合わせてスモーキーさを抑えた作りになっています。

保管方法

ウイスキーはワインや日本酒とは違い、飲みかけでも長期保存に向いているお酒です。次の条件を守って保存してください。

10~15度の室温

冷蔵庫や冬の外など極端に気温が下がる場所での保管はさけましょう。

湿度は60~70%

湿度が高すぎると瓶にカビが生えたり、低すぎるとコルクから酸素が入りやすくなったりします。室内での保管がやはり良いのですね。

匂いの強いものの近くを避ける

匂い移りをする可能性があるので、強い匂いのものの近くは避けるようにしましょう

熱や紫外線を避ける

直射日光の当たる場所や熱源の近くは風味が劣化する可能性があります。

立てて保存する

寝かせるとコルクの匂いが移ったり、コルクが収縮して中身が漏れる危険性があります。

これらの条件から、戸棚の中での保管や、箱に入れて保存することが望ましいですね。また栓を開けた後は、しっかりと締めて空気に触れさせないようにしてください。

人気の銘柄

ここからはウイスキーでは外せない人気の銘柄をご紹介します。
あまりお酒を飲まない方でも耳にしたことのある方も多いはず。
どれもこだわりを持って作られているものばかりです。

「山崎シリーズ」

国際的な賞で金賞の受賞暦を持つ山崎シリーズは酒屋、居酒屋、様々なところで目にするジャパニーズウイスキーです。作られているのは、サントリーが所有する京都の郊外の山崎蒸留所。この蒸留所は1923年の今から100年近く前に建設がスタートしました。日本発のウイスキー工場です。名水百選に選ばれる離宮の水が沸いている地であり、ウイスキー作りにも適しています。山崎シリーズはこの山崎蒸留所で1984年にスタートしました。人気のラインナップはこちらです。

山崎12年

山崎12年

深みのある味わいが感じられる山崎の代表的な存在です。熟成年数は12年以上の原酒だけを使っており、香りも複雑。甘さ、コクをじっくりと味わいたい1本です。

山崎18年

山崎18年

これまでの国際的な品評会で15個の金賞を獲得した世界に認められているウイスキーです。甘い香り、スパイシーさが感じられて余韻が長く残ります。熟成年数18年以上の原酒を合わせ、さらに別の古樽で熟成し作られます。複雑な味わいにも納得がいきますね。

山崎25年

山崎25年

年間生産本数が2000本以下になっており、希少価値の高いウイスキーです。熟成年数は25年以上のシェリー樽の原酒を使い、甘み、酸味、苦味が合わり、個性が感じられます。

「ザ・マッカラン」

マッカランはスコットランドのスペイサイド地区で作られているスコッチウイスキーです。この地はスコッチウイスキーのメッカと言われており、マッカランの蒸留所が作られたのは1824年と200年近く前。マッカランのこだわりは何と言っても熟成させる樽です。樽作りはスペイン北部の森から選び、伐採するところからスタートし、一年かけて天日干しをします。何年も時間を費やしながら樽作りをしているのですね。

ザ・マッカラン 25年シェリーオーク

ザ・マッカラン 25年シェリーオーク

厳選されたシェリー樽で25年以上熟成させた原酒を使っています。色味も赤黒く、長期熟成というのがよく分かりますね。木箱に入っていて高級感を感じられます。フルーティーなのにスモーキーさも感じられるバランスの良い1本です。

ザ・マッカラン ファインオーク30年

ザ・マッカラン ファインオーク30年

シェリー樽とバーボン樽で作られた原酒が合わさっている珍しいシリーズです。世界的に希少なので価値も高くなっています。甘いバニラ香やスモーキーさが楽しめます。

お客様の声

愛知県・60歳代女性の方
主人が昔、友人からもらったお酒がサイドボードの中にたくさん入っておりました。体調を崩してお酒はもう飲まないので処分しようかと思っていた時、ホームページを見ました。古かったし大した金額にならないかと思ったら予想以上の金額になり、びっくりです。また出てきたらお願いしたいです。
埼玉県・40歳代男性
先日、イベントを行いました。お酒も大量に用意していたのですがあまり飲まれる方がおらず在庫となってしまいました。返品もできないので困っていましたがそういったお酒も買取してくれ助かりました。またこういった機会があればお願いしたいです。
東京・物流倉庫経営
決算が迫っており倉庫の契約も迫っておりました。2000本のお酒を3日以内に処分しないといけない状況で電話したらすぐに駆け付けてくれました。非常に助かりました。

良くある質問

Q.いつに買ったか分かりません。
A.ウイスキーは記載の通り、賞味期限が基本的にはありません。お持ちのウイスキーがありましたら無料査定が出来ますのでお問合せ下さい。
Q.遺品で非常に多くのウイスキーがあります。発送以外の方法はありませんか?
A.当方では、出張買取もしております。関東近郊でしたらお伺いさせて頂き買取を致します。まずは御電話頂けると幸いです。
Q.高級なウイスキーなんだけど発送で割れたりはしませんか?
A.私どもは宅配便で一番安心のゆうパックを利用しております。30万円の保険が掛けられ、問題が起きても初めの見積額はお支払い出来ます。またセキュリティー便(50万円)や、書留(数百万円まで対応)での対応も致します。
Q.栓は閉まっていますが、中身が減っています。大丈夫ですか?
A.当方ではそのような状態のお酒でも買取が可能です。多少の減額の対象ではありますが対応致します。

ウイスキーを高く売るポイント

ウイスキーは、日本酒やワインなどの醸造酒と違い、長持ちします。家の掃除をしていたらいつ買ったか分からないウイスキーが出てきたという経験がある方もいるかもしれません。そんなときはウイスキーを買い取りに出すのも一つの手段。どうしたら高く買い取ってもらえるのかポイントを3つにまとめました。

付属品を揃えておく

ウイスキーボトルには箱が付いていることが多くあります。そのような箱や、箱の中に入っている小さな紙などちょっとした付属品も捨てずに取っておくことで価格が上がる可能性が十分にあります。つい整理整頓して処分したくなりますが、箱に入れた状態で保管しておくのが望ましいです。

保存状態に気を使う

直射日光の当たる場所や湿度の高すぎる場所など保存状態によっては品質が劣化します。高温多湿を避け、なるべく立てて保管するなど、中身の状態を保つことで高品質のまま買い取ってもらえます。

ボトルの汚れをとっておく

中身の品質と同じように気を使いたいのが見た目の状態です。ボトルに汚れがついていると価値が下がることもあるので、きちっと綺麗な状態に拭き取っておきましょう。買い取りに出す直前に確認しておくといいですよ。

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