世界三大ブランデーと言われて、銘柄をパッと思い浮かぶ方は少ないかもしれません。
・コニャック
・アルマニャック
・カルヴァドス
この3つが世界三大ブランデーです。
今回はこの中でもコニャックをご紹介します。
コニャックとは、ブドウを原料としたグレープブランデーの一つ。
フランスのボルドー地方にあるコニャック地方で作られ、さらに一定の規定をクリアしたブランデーのことです。
コニャックのアルコール度数は40%ほど。
同じブドウを原料に使うワインは10~15%ほど。
この違いは、ワインの状態から2回蒸留することで、アルコール度数が高くなるためです。
原料は同じでも違ったお酒が完成するのはおもしろいですね。
芳醇な香りが特徴のコニャックなので、飲み方のおすすめはロックやストレート。
カクテルで飲まれることも多いお酒です。
有名な銘柄というと、次の4つが挙げられます。
・ヘネシー
・レミーマルタン
・マーテル
・クルボアジエ
ヘネシーやレミーマルタンは特に耳にしたことのある方も多いでしょう。
どちらも1700年代に創業され、歴史のあるお酒です。
ヘネシーでは、樽にこだわりがあり、樹齢100年を越える樹木を使うなど、熟成の檀家に力をいれています。
また、レミーマルタンは蒸留方法に特徴があり、通常は沈殿したブドウのカスをろ過してから蒸留する工程を、ろ過せずに蒸留しています。これにより、味わい深くしているのです。
コニャックと言っても銘柄によって味もさまざまです。
色々と飲み比べしてみてくださいね。