夏と言えば飲みたくなるのはやっぱりビール!
冷たくて夏の暑さを吹き飛ばしてくれますね。
お店でよく見かける生ビールと、スーパーやコンビにで購入できる缶ビールは、飲むと全然違います。
何が違うかご存知ですか?実は両方とも中身は同じ、生ビールなんです。
え?と思った方も多いでしょう。
生ビールの“生”とは、熱処理していないビールのことを指します。
昔は、ビールが作られる過程で酵母の動きや雑菌を止めるため熱処理がおこなわれていました。
しかし、現代のビールメーカーではこの熱処理をすることなく、ろ過によって酵母を除去し、ビールを作ります。
作り方が変化したのですね。
大手ビールメーカーの作る大半のビールが、熱処理をしない生ビールであり、缶、瓶、お店のものも生ビールになるということです。
では、なぜ居酒屋で飲む生ビールと缶ビールは違うもののように感じるのか。
それは、充填しているガスの量が違うからです。生ビールに比べ缶ビールよりガスが多く充填されています。
缶ごと直接口につけて飲むと、炭酸がきつく感じられるのはガスが抜けてなかったからです。
炭酸が苦手な方は、グラスに移して飲むことで炭酸ガスが抜けやすくなりますよ。