未開封ワインの保存方法
せっかくもらったワインでも、「ワインは苦手な洋酒」、「健康のためにお酒は控えている」といった場合もあるでしょう。そのまま捨てるのはもったいないので、買取ってもらうのがおすすめです。しかし、買取りの日まで保管しておくのに、適切な状態で保存ができていないと、未開封であってもワインの状態は劣化してしまいます。せっかくならば品質は落とさずに保存したほうがいいですよね。ワインセラーもない場合、どのような場所で保存するのがいいでしょうか。ワインを上手に保存する方法は、次の4つがポイントです。
・温度は13~15度
暑くても、寒くてもダメです。そのため冷蔵庫での保管はおすすめできません。13~15度ぐらいの一定の温度を保ちながら保存することで、品質を落とさずに済みます。といっても、真夏ともなると30度を超える日も少なくありません。涼しい場所もなかなかないため、非常に暑い日は冷蔵庫で保存するほうがいいでしょう。暑すぎるよりも、涼しい冷蔵庫で保管したほうが品質は保てます。
・暗い場所
日に当たる場所は避けて保存しましょう。日光に当たってしまうと、ワインの匂いにも変化が出てしまいます。窓際は避け、新聞紙などで包むといいでしょう。キッチンの戸棚など、暗い場所がおすすめです。
・ボトルは寝かせる
ワインのボトルは立てると、コルクが乾燥し、収縮してしまいます。その隙間から入り込んだ空気によって酸化してしまうため、ワインボトルは寝かせて保存してください。ワインセラーもよく見ると、寝かせてありますよね。
ワインは生きていると言われます。発酵させているからですね。だからこそ保存の仕方で品質が変わってしまうのです。適切な保存方法で、ワインを良い状態のまま保管しましょう。