世界のビールを飲むときに、よく見かけるのが「ヴァイツェン」。
耳馴染みはあってもどんなビールなのか知らない方も多いのではないでしょうか。
ヴァイツェンは、南ドイツ発祥のビアスタイルのことで、エールビールに分類されます。
苦みが少なく、フルーティーな味わいが特徴で、ビールの苦みが苦手な方にも飲みやすい造りです。
バナナのような香りがするので、飲むときは意識してみてくださいね。
このようにヴァイツェンが飲みやすいのには理由があります。
それは小麦麦芽を50%以上使用しているから。
通常、ビールは大麦麦芽が主原料ですが、ヴァイツェンで使用するのは小麦麦芽。
これが飲みやすい仕上がりになるのです。
通常、ヴァイツェンというと「ヘーフェヴァイツェン」という酵母をろ過していないビールを指します。ろ過していないので白濁しているのが特徴です。
これ以外にも、酵母をろ過したクリスタルヴァイツェンや、アルコール度数が7%~9.5%と高いヴァイツェンボックなど種類豊富です。
ヴァイツェン以外にも世界にはたくさんのビールがあります。
日本のビールとも飲み比べて、違いを楽しんでくださいね。