日本のウイスキーというと思い浮かぶのはサントリーの山崎や白州、ニッカですが、「マルスイスキー」はご存じですか?
2013年には世界最高賞を受賞したこともあるウイスキーです。
「マルスイスキー」は鹿児島県の本坊酒造のウイスキー部門の名称。
最初は鹿児島県からスタートし、蒸留所を変えながら現在では長野県にある信州マルス蒸留所で造られています。
マルスウイスキーを造ったのは岩井喜一郎氏。
岩井喜一郎氏はあのウイスキーの竹鶴を造った竹鶴政孝氏の上司で、
ニッカウヰスキーの創設者であった竹鶴政孝氏にスコットランドでウイスキーを勉強するように指導した方でした。
日本のウイスキーの歴史に深く関わっていたのですね。
そんなマルスウイスキーの種類をいくつかご紹介します。
・「マルスウイスキー 西郷どん」
2018年の限定で販売された明治維新150周年記念の1本。
鹿児島が本社ということで造られたのですね。
・「マルスウイスキー3&7」
信州の蒸留所で造られたブレンデッドウイスキー。
ホワイトオークの香りも感じられます。
・「マルスウイスキー岩井」
岩井喜一郎氏への尊敬を込めて造られたブレンデッドウイスキー。
柔らかく、優しく、どっしりとした味わいと複雑な香りが感じられます。
マルスウイスキーはご存知ない方もいたかもしれませんが、ぜひ一度飲んでみてください。