ピンクでかわいらしいお酒のロゼワイン。
グラスに注がれただけでもテンションが上がりますよね。
そんなロゼワインですが、ピンク色というだけで、「赤ワインと白ワインが混ざっているんじゃないの?」と考える方もいます。
しかしそうではありません。
混ぜることはヨーロッパのほとんどの地域で禁止されている方法です。
ではどのようにしてロゼワインが作られるのかと言うと、赤ワインと白ワインのそれぞれの製法で作ることができます。
【赤ワインと同じ作り方のマセレーション法】
使うブドウ:黒ブドウ
赤ワインは黒ブドウの皮や種も丸ごと発酵して作られます。しかし、ロゼワインは種や皮も一緒に醸してから取り除き、果汁だけを発酵し作ります。
【白ワインと同じ作り方の直接圧搾法】
使うブドウ:黒ブドウ
白ワインで使うのは白ブドウです。ですが、ロゼは黒ブドウで白ワインの製法によって出来上がります。
ブドウの皮と種を最初に取り除いておき、果汁だけを発酵させて作ります。
ここまで見ると、ベースは基本的に黒ブドウを使い、果汁だけの発酵をメインにしていることになります。
しかし、黒ブドウと白ブドウを合わせて作る混醸法もあり、作り方もさまざまなんです。
ピンク色だから赤ワインと白ワインを混ぜたわけではなく、ブドウの種や皮を発酵しないことから色が薄くなっていたのです。
ぜひキレイなロゼワインを堪能してみてくださいね。