前回の記事でご紹介したのはワインやブランデー、ウイスキーといった洋酒の保存方法でした。
今回は日本酒、焼酎の賞味期限と保存方法をご紹介します。
ご自宅での保存方法が合っているか確認してみて下さい。
【焼酎】
・賞味期限
原則、賞味期限はありません。
アルコール度数が20~40度と高いため最近による劣化が起こりにくいのです。
・保存方法
直射日光や室内の照明が当たらない場所で保管しましょう。
戸棚の中や箱に入れて保存してください。
開封後はしっかりと蓋を閉め、空気に触れないようにしましょう。
また、冷蔵庫で保存する場合は温度が低すぎない野菜室がおすすめです。
【日本酒】
・賞味期限
厳密には賞味期限はありませんが、開封した後は劣化してしまうので気をつけてください。
・保存方法
日本酒は温度や光に影響を受けやすいため冷蔵庫での保管がおすすめです。
特に、火入れをしない生酒は冷蔵保存しないと風味が著しく変化します。
生酒でない場合は、必ずしも冷蔵保存しなくても構いませんが、
比較的温度が低く光の当たらない場所で保存しましょう。
新聞紙等を巻いておくと光が入りにくくなりますよ。
ワイン、ブランデー・ウイスキー、焼酎、日本酒の保存方法を見てきましたが、
比較的、長期間保存しやすいのはウイスキー、ブランデー、焼酎の蒸留酒でした。
ワイン、日本酒の醸造酒は開封すると風味が変化しやすく温度のコントロールも難しいので、
おいしく飲むには飲みきってしまうのがいいですね。
外出自粛中も適切な保存方法でお酒を楽しんでみてください。